観光情報や島根町の文化交流を提供するターミナルステーション。1階は潜戸遊覧船乗船口と観光案内所があり、観光客への情報サービスを行っています。
また、お食事処「なぎさ」では地元の新鮮な食材を使った料理を提供しています。 2階には島根町が生んだ松本晁光画伯の美術作品を展示する「ギャラリー晁光」があります。
設備
●多目的交流ホール | ●美術展示ゾーン(美術展示室) | |
1階の多目的交流ゾーンは、遊覧船乗船券売場やお食事処「なぎさ」を併設し、オープンスペースとして観光客の情報サービスのホールとして利用されています。 また、地元の特産品を取り扱った販売ブースを設けています。 |
美術展示ゾーンは、空調完備の美術展示室で、島根町出身の松本晁光画伯の美術作品を常時展示しています。映像情報交流ホールにて収蔵品全体を映像により、分かりやすく紹介することもできます。 また、他の美術作品の企画展示を行うことも可能です。 |
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●松江ビジターセンター | ||
ジオパークを丸ごと学び、楽しむ施設として2018年春にオープンしました。エリアやジオサイトの紹介、岩石や化石などの展示を行なっています。ジオサイトへのスタート地点としてインフォメーション、学習、ガイドの斡旋などを行っています。 |
お食事処 なぎさ
加賀地域婦人会により平成19年の7月にオープンしたお食事処「なぎさ」は加賀港を眺めながらゆっくりとお食事をしていただけるところです。
地元でとれたサザエを使った「サザエご飯定食」や加賀港で水揚げされた朝どれの魚を使ったお刺身などお手軽なお値段で提供しています。
素朴な港町の味をぜひ、ご賞味ください。
松江市島根町加賀(マリンプラザしまね内)
TEL 0852-85-3568
◆お食事の他、地元の新鮮な野菜や特産品なども販売しています。
営業時間 | 11:00~15:00 |
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定休日 | 火曜日 |
故・松本晁光画伯について
マリンプラザ内「ギャラリー晁光」では、絵画の展示のほか、晁光画伯の生涯をテーマにしたハイビジョン作品などを放映しています。
島根町出身の日本画家である故・松本晁光画伯の作品を中心に130点収集し、展示しています。
【故・松本晁光(まつもとちょうこう)画伯 略歴】
- 明治35年(1902)広島にて出生。
- 大正3年(1914)大阪へ出奔、日本画家中川芦月和堂両氏の学僕となる。
- 大正10年(1921)東京美術学校(現東京芸術大学)入学。
- 大正12年(1923)上野で関東大震災に遭遇、一時帰郷。
- 大正14年(1925)大阪へ転住。
- 昭和3年(1928)京都絵画専門学校入学、土田麥遷(つちだばくせん)に師事、「山南塾」に入塾。
- 昭和14年(1939)「山南塾」発足。
- 昭和19年(1944)戦時中により、解散命令が下る。
- 昭和20年(1945)太平洋戦争終結、戦後アメリカ教育本部美術講師を7年間努め、「日本文化研究所」を主宰。
- 昭和54年(1979)頃 昭和天皇、皇后両陛下奈良県下行幸、御宿泊先、吉野「竹林院」の裾絵を行幸に合わせて揮毫。
- 「墨心社」を主宰し、定評ある鯉のほか、哲学性を秘めた作品を探求する。
- 作品は、ブラジル国立美術館、出雲大社、知恩院、法然院、清浄華院などに寄贈されている。
- 平成9年(1997)95歳でこの世を去る。